- フォルダーをマウントまたはアンマウントできない
- タイムライン内の BWF ファイルが一致しない
- 以前のバージョンの MXF メディアがオフラインとして表示される
- 以前のバージョンの DSDIFF メディアがオフラインとして表示される
- Media Recoverer - PMF または WAV ファイルが Media Manager に表示されない
- Media Recoverer - DSDIFF ファイルが Media Manager に表示されない
フォルダーをマウントまたはアンマウントできない
Media Manager でフォルダーをマウントまたはアンマウントできない、またはフォルダーが空になっています。
Media Manager は複数のデータベースファイルを使用しており、再インデックスが必要になる場合があります。
- Quickmount ファイル:
特定のフォルダーの Quickmount ファイルを強制的に再インデックスするには、Media Manager でフォルダーを選択し、CTRL キーを押しながら Refresh Media Folder をクリックします。 - Pyramix は、すべてのメディアファイルの情報を保存するメタデータベースも使用しています。
All Settings/Application/Location に移動し、Default database location の下にある Browse をクリックして、新しいデータベースの場所を設定します。その後、Pyramix を再起動します。
また、Pyramix を終了して C:\Users\username\Appdata\Roaming\MergingTechnologies\Pyramix\Database に移動し、すべてのファイルを削除することもできます。
タイムライン内の BWF ファイルが一致しない
タイムラインに異なるバージョンの BWF ファイル(サードパーティ製アプリケーションで処理されたもの)があるものの、プロジェクトを開くと、タイムライン内のファイルが保存したバージョンと一致しません。
ファイルのプロパティを開くと、Windows Explorer ではファイル名が異なる場合でも、ファイルに複数の参照(例:File Name : Multiple Files、または複数のファイルの場所)が表示されます。
お使いの BWF ファイルは同じ一意の ID(Originator Reference とも呼ばれます)を共有しています。
BWF ファイルを識別するため、Pyramix はファイルに埋め込まれた一意の ID を使用します。したがって、Windows で使用されるファイル名は、このようなファイルの識別には使用されません。
複数の BWF ファイルが同じ一意の ID を持つ場合、Pyramix はファイルを区別できません。
Pyramix では、ファイルの Properties > iXML および/または BWF タブにアクセスすると、BWF UID を確認できます。
BWFMetaEdit などの一部のサードパーティ製アプリケーションでも、ファイルの UID を表示できます。
サードパーティ製アプリケーションで、BWF ファイルを新しい一意の ID で保存するオプションがあるか確認します。
たとえば、Izotope のアプリケーションでは、Export 機能を使用すると、エクスポートされたファイルに新しい一意の ID が作成されます(少なくとも「BWF」オプションをオンにする必要があります)。
このエクスポートしたファイルを Pyramix に再インポートする必要があります。BWF の代わりに標準 WAV ファイルを使用します。WAV ファイルにはこのような埋め込み一意 ID が含まれていないため、Pyramix はファイル名を使用してファイルを識別します。
この場合、ファイルにはタイムコードデータやその他の BWF 固有のメタデータが含まれないことに注意してください。Pyramix Media Manager のマウントルールを使用します。
警告:これにより、現在のプロジェクトおよびフォルダー内で Pyramix がファイルを識別する方法が変更されます。つまり、すでにタイムラインにあるファイルにこのようなマウントルールを適用すると、タイムライン上のすべての BWF ファイルがオフラインになります。
適切な方法は、問題のあるファイル/サードパーティ製ファイルを含むサブフォルダーを作成し、そのサブフォルダーのみにマウントルールを適用することです。
Media Manager でサブフォルダーを選択し、Media Folder > Mounting Rules メニューにアクセスします。
「Ignore iXML chunk...」 と「Ignore BWF chunk...」の両方のチェックボックスをオンにし、OK をクリックしてルールを適用します。
そのサブフォルダーに配置されたファイルは、標準 WAV ファイルとして識別されます。マウントルールが適用されていることを示すため、Media Manager ではサブフォルダーが緑色で表示されます。
この場合、ファイルにはタイムコードデータが含まれないことに注意してください。
以前のバージョンの MXF メディアがオフラインとして表示される
Pyramix 15 では、MXF ファイルに関する複数のオーディオ問題を修正するため、MXF ハンドラーが更新されました。
MXF ハンドラーの変更により、MXF ファイルを含む以前のプロジェクトは再リンクされず、オフラインとして表示されます。
Pyramix を終了します。
Windows Explorer で Media フォルダーに移動し、すべての Quickmount ファイルとすべての PK2 ファイル(波形ファイル)を削除します。
Pyramix を再起動し、Project ドロップダウンメニュー >Reconform > Relink to new media で、次のオプションを使用してメディアを再リンクします:
Using current Media File Name (or Media Name) / Matching File Name (or Media Name) / Match exactly / Case Insensitive と Ignore TimeCodes の両方のオプションをオンにします。波形は自動的に再生成されます。(手動で再生成するには、MXF クリップを右クリックして Display > Generate Image/Waveform を選択します。)
MXF プロジェクトを開く際にこの再リンク処理を行う必要があるのは一度だけです。新しいバージョンで保存すると、次回プロジェクトを開いたときにはファイルが正しく再リンクされます。
以前のバージョンの DSDIFF メディアがオフラインとして表示される
V10.1 で Unicode および特殊文字のサポートが更新されたため、DSDIFF メディアを含む以前のバージョンのプロジェクトを開くと、ファイルがオフラインとして表示される場合があります。
Pyramix を終了します。
Windows Explorer で Media フォルダーに移動し、すべての Quickmount ファイルとすべての PK2 ファイル(波形ファイル)を削除します。
Pyramix を再起動し、Project ドロップダウンメニュー >Reconform > Relink to new media で、次のオプションを使用してメディアを再リンクします:
Using current Media File Name (or Media Name) / Matching File Name (or Media Name) / Match exactly / Case Insensitive と Ignore TimeCodes の両方のオプションをオンにします。波形を再生成するには、すべてのファイルを選択し、右クリックして Display > Generate Image/Waveform. を選択します。
DSDIFF プロジェクトを開く際にこの再リンク処理を行う必要があるのは一度だけです。新しいバージョンで保存すると、次回プロジェクトを開いたときにはファイルが正しく再リンクされます。
Media Recoverer - PMF または WAV ファイルが Media Manager に表示されない
録音中にシステムがクラッシュした場合、Windows Explorer では確認できても、録音していたファイルが Media Manager に表示されないことがあります。
その場合、Media Recoverer はファイルのヘッダーおよびフッター情報を再構築して、ファイルの復元を支援できます。
失われた、または破損したオーディオデータを Media Recoverer で再作成することはできません。
Pyramix V8.1 以降では、WAV および BWF ファイルは自動的に復元されるはずです。
- お使いのバージョンに対応する Media Recoverer をダウンロードします:
MediaRecoverer v3.0 64bits
MediaRecoverer v3.0 32 bits (PMX v7.1 to 9.1) - zip ファイルはサブフォルダー内ではなく、C:\Program Files\Common Files\Merging Technologies\MediaHandlers に展開する必要があります。MediaRecoverer.exe は Woam.dll と同じフォルダーに配置してください(そうしないと起動できません)。
- MediaRecoverer を起動します。
- 復元するファイルに関する情報を入力します:
-メディアファイルに応じて適切なメディアタブ(PMF、SDII、または Wave)を選択します。
-復元するファイルのサンプリングレート(96000、48000、44100 など)を入力します。
-バイトレートの値を入力します:16 ビット = 2 / 24 ビット = 3 / 32 ビット = 4
-トラック数を入力します(Pyramix の録音設定オプション「one file per track」では、当然ながらオーディオトラックごとに 1 ファイルが作成されます)。 -
PMF ファイルのみ:
録音中に Waveform とともに録音されている場合(ほとんどの場合)、PK2 embedded ボックス(v6.1 より前のバージョンでは PK embedded)をオンにします。
Peak Block はデフォルト値の 128 のままにしてください。
Pyramix Settings>Application>Playback/Record に表示される録音ブロックサイズを確認し、以下の表に従って Block Size と Peak Size(両方に同じ値)を入力します。サンプリングレート 64 KB(デフォルト)
96 KB
128KB
44.1~48 kHz 65536
98304
131072
88.2~96 kHz 131072
196608
262144
176.4~192 kHz 262144
393192
524288
Recover File をクリックします。
復元する元のファイルを選択します。
復元ファイルの名前を選択します。
-> すべてのデータを含む新しいメディアファイルが作成されます。
注意:ファイルの末尾にランダムなデータ(0 dB のホワイトノイズ)が含まれる場合があります。
注 1:一部のファイルは復元処理に時間がかかる場合があります。気長にお待ちください。
注 2:約 4 GB のサイズ制限を避けるため、NTFS でフォーマットされたドライブ上で作業してください。
一般的な問題
-オーディオの速度が間違っている、ピッチがずれている:サンプリングレートが間違っている
-オーディオのブロックがトラック間に混在している:トラック数が間違っている
-オーディオにホワイトノイズがある:バイトレートが間違っている
-オーディオにホワイトノイズがある(大きく歪み、Pyramix のメーターがオーバーロードする):バイトレートが間違っている
-オーディオにホワイトノイズがあり、一定間隔でノイズにより中断される:Block Size/Peak Size が間違っている
Media Recoverer - DSDIFF ファイルが Media Manager に表示されない
DSDIFF Recoverer は、ファイルヘッダーおよびフッター情報を再構築してファイルを復元できます(DSD64、128、または 256 の dff ファイルの場合)。
失われた、または破損したオーディオデータを DSDIFF Recoverer で再作成することはできません。
DSDIFF Recoverer はファイル自体を処理し、新しいファイルは作成しません。そのため、復元するファイルのコピーを最初に作成することが重要です。
破損した DSDIFF ファイルをバックアップします。
お使いのバージョンに対応する DSDIFFRecoverer をダウンロードします:
DSDIFFRecoverer 64bit
DSDIFFRecoverer 32bit
zip ファイルを任意の便利な場所に展開します。DSDIFFRecoverer を起動します。
Open and Check をクリックし、復元する dff ファイルを選択します。
注意:ファイルの末尾にランダムなデータ(0 dB のホワイトノイズ)が含まれる場合があります。
注 1:一部のファイルは復元処理に時間がかかる場合があります。気長にお待ちください。
注 2:約 4 GB のサイズ制限を避けるため、NTFS でフォーマットされたドライブ上で作業してください。